FXの基礎知識、DD方式とNDD方式

初心者向け基礎知識、FX為替取引の方式

ここではFX会社が取引の売買注文を処理する方法のDD方式とNDD方式について、初心者向けに基礎知識として解説します。

しかしながら、そもそもFX投資ってどういうものなの?という方には下記の記事からご覧になってください。

参考記事→FX投資とは


FXチャートの売買方式の基本と基礎知識

FXの基礎知識として売買を処理する方式の種類をまず説明します。

FX売買方式の基礎知識1、DD方式とNDD方式

FX会社ではDD方式を採用するところとNDD方式を採用するところが存在します。

これらが異なるようにFX会社の取引構造も変わっています。

表面的には分からないもののFX取引にはとても大切なことです。




国内会社の口座開設によるDD方式のリスクの証拠情報

売買方式の基礎知識として次は、国内FXに多いDD方式の仕組みとそのデメリットを解説します。

FX売買方式の基礎知識2、DD方式の仕組み

DD方式は証券会社、銀行などの店頭カウンター越しに取引を行う為にOTC(Over The Counter)方式という用語でも呼ばれます。

日本国内FX会社のほぼ全てがこの取引方式を導入しています。

DD方式はトレーダーが売買注文をすると、FX会社がまず決済をします。

これをFX会社の呑みと呼んでいます。

トレーダーの注文を呑んでいるので、トレーダーが利益を出せばFX会社はをします。

その逆として、トレーダーが損をすればFX会社は利益を得ます。

つまりトレーダーとFX会社の利益は相反します。

FX売買方式の基礎知識3、DD方式のデメリット

DD方式はFXの市場と連動しているわけではありません。

その為、スプレッドを固定して売値と買値の価格差のスプレッドを低くできるというメリットがあります。

但し、DD方式はトレーダーにとってのデメリットも多いです。

トレーダーが利益を出し続けてFX会社が大損をして倒産になる可能性もでてきます。

その為、FX会社側が意図的に価格を弄ったりカバー先へ注文を流したりして利益を出そうと試みます。

これは日本国内FX会社のチャートを比較すると確認することができる証拠情報があります。




投資家利益に直結できるNDDの用語やメリット等

売買方式の基礎知識として次に、海外FXに多いNDD方式の仕組みとそのメリット、デメリットを解説します。

FX売買方式の基礎知識4、NDD方式の仕組み

海外FX会社の殆どはNDD方式を導入しています。

この方式は、人手を間に挟まずにフェアな注文方法をとります。

売買注文が入ると全て自動的にカバー先を通して外国為替市場へ直結して流れていきます。

カバー先は常に競争原理が起こっており、主に野村證券モルガンスタンレー証券などの大手ですので価格操作は起こりません。

FX会社はカバー先の中から最適な値を選んでいます。

そしてカバー先と提携することで、高い流動性と低いスプレッドが手に入ります。

さらにNDD方式は、STP方式とECN方式の2つに分けられます。

ECN方式はより透明性が高く、STP方式は手数料やコストの面で有利です。

FX売買方式の基礎知識5、NDD方式のメリット

NDD方式を導入するFX会社の利益はFX投資家の取引におけるスプレッドのコストのみです。

トレーダーの取引が多いほど儲かります。

つまりトレーダーが負けてしまうと取引しなくなるので、トレーダーへなるべく有利になるようにサービス等を仕向けてくれます。

FX会社とトレーダーの利益は一致することから、価格操作をする必要も一切ありません。

国内FX会社であれば超短期のスキャルピングを行うと口座凍結が生じることもありますが、海外FXであれば大歓迎です。

FX売買方式の基礎知識6、NDD方式のデメリット

NDD方式は外国為替市場にまかせて取引を行っているのでスプレッドは固定していません。

固定スプレッドもありますが、スプレッドが大きめというデメリットもあります。

しかし流動性が高い時に低スプレッドになったり、マイナススプレッドで手数料分が手に入るというような事も起きます。




スイスフラン通貨ショックによる外国為替の大暴落事例

売買方式の基礎知識として最後に、スイスフランショックにおける事例を解説します。

FX売買方式の基礎知識7、スイスフランショックでのDD方式とNDD方式

2015年の1月15日にスイスショックが起きました。

この時の大変動により国内FXで取引をしていた投資家の中には、ロスカットが追いつかず口座残高の資金がマイナスの数千万円になるなど、大借金を招いたトレーダーもいました。

海外FX会社でもスプレッドが大きく開いて「値飛び」が発生しNDD方式でも対応出来ない状態もでました。

しかし海外FX会社にはゼロカットと呼ばれるシステムが作動して口座の残高以上のマイナス借金を被った投資家はいませんでした。

NDD方式はFX会社自身にはリスクが高く、FX投資家には優しい方式と言えるかもしれません。

FX売買方式の基礎知識8、まとめ

NDD方式にはDD方式にはないメリットがあります。

NDD方式の最大のメリットは透明性のある取引だと言えることです。

しかしながら万全万能ではないことは心に留めておきましょう。


FX、基礎知識。口座開設と会社選び

基礎知識と基本(FX取引初心者向け)

FX(外国為替証拠金取引)の口座開設は初心者が感じるほど難しいものではありません。

申請自体はは短時間で終わりますが、条件が揃っていなければ申請審査に落ちる可能性もあります。

FXを始める前に、申込みのための書類の準備をしておく必要があります。

そして口座開設手順FX会社の選び方を理解しておくと、よりスムーズに取引を開始できるでしょう。

ここではそういったFXにおける基本情報や基礎知識を説明します。

ところで、FXとはそもそもどんな投資なんだろう、と考える超入門の方は先にこちらの記事を見てください。

参考記事→FXとはそもそもどんな投資?


FX為替取引口座開設の為の基礎知識

まずFX口座開設の為の基礎知識として手続きの仕方やかかる時間について説明します。

FX口座開設の為の基礎知識1、手続き手順

FX取引のためには口座開設をまずします。

FX会社によって特徴が違いますが初心者はまず1社だけを選んで口座開設をすることをおすすめします。

手順としては、個人情報の入力を行い、本人確認書類を送り、最後に取引に必要なパスワードをFX会社から受けるといった感じになります。

1口座開設したいFX会社のホームページにて口座開設ボタンをクリック
2入力フォームに住所、氏名、生年月日、投資経験、投資資金などを入力します。
3本人確認の提出としてファイルをアップロードします。
4FX会社から送られてくるID、パスワードが届くのを待ちます。

FX口座開設の為の基礎知識2、手続に掛かる時間

どのFX会社でもさほど口座開設に違いはありません。

しかし口座開設に要する時間はFX会社によって違いがあります。

最初に行う情報入力は平均して10分ですが、審査や、書類の手続きに差があると言えます。

口座開設まで時間が長引いても良いと思うならば、それだけFX会社の選択肢が多くなるので自分のトレードスタイルをよく考えて選びましょう。




口座開設ができない事例情報(証拠資金や投資条件)

口座開設の為の基礎知識として、次に口座開設ができな事例を紹介をします。

FX口座開設の為の基礎知識3、年齢、居住条件が満たない場合

FXの口座開設ができないパーターンとして、条件を満たす事ができなく審査に落ちるということがあります。

審査基準はFX会社ごとに異なり、好評されていないので正確には分からない部分があります。

日本のFX会社は基本的に国内居住を条件としています。

そして、本人確認書と実際に住んでいる住所が異なれば審査に落ちることでしょう。

これらの条件はあらかじめFX会社のホームページにて事前確認しておきましょう。

FX口座開設の為の基礎知識4、金融資産や投資経験がない場合

FXの口座開設ができないパーターンとして2つ目は、金融資産がほとんどないパターンです。

そして3つ目は、投資経験がないパターンです。

無収入の専業主婦や学生でも口座開設のできる人もいます。

金融資産がなければ、損失が大きくなったときに対応ができない可能性がでてきます。

資金力としてのリスク許容度が小さいと判断されて審査に落ちるということです。

トレーダーが安全にFX取引できるような環境を作るのもFX会社の役割です。

審査に落ちてもめげずに、さまざまなFX会社で口座開設を試みてみましょう。




口座開設が終わり早くチャート取引の為に必要なi準備

口座開設の為の基礎知識として、次は口座開設をスムーズにさせるポイントを解説します。

FX口座開設の為の基礎知識5、必要なものは準備が大切

FXの口座開設をなるべく短時間で終わらせる為に、個人情報と必要書類を事前に準備しておきましょう。

個人情報を毎回入力していては時間がかかってしまいます。

パソコンのファイルなどに情報を事前に準備しておくとスムーズに手続きが進むでしょう。

書類に関しても、海外FX会社であれば、ウェブ上にアップロードというパターンがほとんどですので、画像ファイルなどにしておくと便利です。




会社選びのポイント(口座開設完了までの時間など)

口座開設の基礎知識として最後に、どのFX会社を選ぶのかのポイントを説明します。

FX口座開設の為の基礎知識6、FX会社選びのポイント

海外FX会社で口座開設をしようと思うと、一見時間がかかりそうなイメージがあるかもしれません。

しかし、以外に日本国内のFX会社よりも早いほうと言えます。

国内も海外も、だいたいどのくらいで口座開設ができるのか、予め調べておいて申し込む先を選ぶことをおすすめします。

しっかりした大手のFX会社は口座開設までスムーズで、対応が早い傾向があります。

初心者であればそういったFX会社が良いかもしれません。


FX基礎知識。有利な取引方式とは

基礎知識としてFX初心者が知るべき取引方式

FXの基礎知識として知っておくべきこととして、FX会社の運営の方法として、日本国内で多く採用されているDD方式と、海外FX会社が多く採用しているNDD方式があります。

FX取引にとって有利なのはNDD方式です。

そしてNDD方式の中にもECN方式STP方式があります。

ここではこの2つの方式のメリットとデメリットを説明します。

FX初心者が外国為替証拠金取引の投資をする上でとても必要な基礎知識ですのでしっかりと理解しましょう。

FXってどんな投資だろう?どんな魅力があるのかを知りたい人はまず下記のページを見てみてください。


参考記事→FXはどんな投資?リスクやその魅力とは


ECN方式はチャートの板情報でマッチングできる

まずECN方式と呼ばれるFX会社の運営方式を基礎知識として理解しましょう。

FX取引方式の基礎知識1、ECN方式とは

ECNを直訳すると電子通信ネットワークという用語になりますが、アメリカでは金融商品をインターネット上で取引するシステムがあり、この取引所自体をECNと言っています。

ECN方式は個人、ファンド、FXブローカー、証券会社、銀行等の売買が絶えず成立しています。

注文は板情報として追加され「どのくらいの価格で注文があるのか」見ることができます。

売り手と買い手が合えば時間がかからず直ぐにマッチングが行われ約定されます。

逆に、売買の割合が合わなければマッチングできない可能性もあります。

しかしながらECN方式は大口の取引先が参加している為、約定力は非常に高いものと言えます。

安定した取引が行えるのがECN方式のメリットです。

FX取引方式の基礎知識2、ECN方式は透明性が高い

ECN方式を扱うFX会社は取引量に対して手数料を発生させます。

手数料を上乗せしたりはしないので、その透明性さもECN方式のメリットです。

しかしきちんとした約定力を得る為に、ある程度の流動性がなければばりません。

取引量の低い銘柄の場合では約定されないリスクもあります。




STPは口座開設した会社が為替レートを調節する

次はSTP方式と呼ばれるFX取引方式の仕組みの基礎知識を理解しましょう。

FX取引方式の基礎知識3、STP方式とは

STP方式とは直訳すると注文が直接市場に出るという用語になります。

STP方式を採用するFX会社の場合、カバー先のレートを見た後、そのレートにスプレッドを加えてトレーダーへ開示します。

カバー先からの開示レートと、トレーダーへの開示レートのがFX会社の利益になります。

つまりカバー先が多ければ多いほど、有利になってきます。




STPのメリットはコストが低くくレバレッジも魅力的

次にSTP方式でのFX取引のメリットを基礎知識として説明します。

FX取引方式の基礎知識4、STP方式のメリット

STP方式を使っている海外FX会社では数千円からのような小口資金からの取引も出来る為、FX初心者でも楽しむことができます。

そしてレバレッジを掛けて100万通貨というような大口取引をする場合でも、確実に注文の決済が行われますので安心できます。

また、STP方式ではスプレッドや取引手数料のコストが低くなる為に、大口の取引になるほど魅力的でもあります。




FX基礎知識、自分に合う外国為替証拠金取引

FX取引におけるECN方式とSTP方式における基礎知識を説明しました。

海外FX会社ではECN方式とSTP方式の両方で口座開設の出来るところが多いです。

ECN方式は透明性が高い一方、STP方式は手数料やスプレッドに有利であります。

自身のトレードスタイルから方式を選んで取引に挑みましょう。


FX基礎知識、口座開設の審査

初心者向け基礎知識。FX取引前の審査

外国為替証拠金取引と呼ばれるFX取引をする際にはまずFX会社にて口座開設をしなければなりません。

そして口座開設にはFX会社による審査があります。

ここでは口座開設の審査とはどのようなものなのかを初心者向けの基礎知識として説明したいと思います。

FXとは何だろう?FXのメリットやリスクについての基礎知識を知りたい方は下の記事をチェックしてみてください。

参考記事→FXの基礎知識、メリットとリスク


FX基礎知識としての口座開設審査基準

まずFXを始める前の基礎知識として口座開設の審査基準を説明します。

FX開始する前の基礎知識1、契約前の同意が必要

口座開設の前にはまず投資家を保護する意味でも、契約内容を理解して同意をすることから始まります。

口座開設後の重要なことも記載されている情報内容なので、時間を掛けてでも必ず熟知して同意しましょう。




FX開始する前の基礎知識2、投資可能資金

FX口座開設における審査基準として重要なのはまず、いくらの投資ができるのか、つまり投資可能資金です。

FXは少ない証拠金でも取引をすることができます。

しかし、あまりにも資金が少ないと証拠金を上回る大損失がでた時に払えなくなる場合も出てきます。

つまり投資可能資金の価格が小さい人は、審査に落ちる可能性もあります。

たとえ低収入でも投資可能資金の価格が高ければ審査は通ります。

FX開始する前の基礎知識3、投資経験

投資を経験したことがあるかどうかも審査基準です。

FX取引は他の金融商品と比較すると複雑な仕組みを持つ投資です。

レバレッジを掛けて、大きな為替変動による大損失を起こすリスクもあります。

その為、全く投資経験のない人は審査に落ちる可能性もあります。




主婦でも無職でも本当に口座開設して投資できる

次の基礎知識は無職でもFX口座開設ができるのかという話です。

FX開始する前の基礎知識4、無職でも口座開設できる?

FX口座開設の審査において、収入が少ないという理由で口座開設を諦める必要はありません。

無職でもFX口座開設はできますし、フリーター、大学生でも口座開設はできます。

投資可能資金においては、資金的な余裕が出る予定があるならば、それに基づいた本当の数字を入力して、できるだけ大きな数字を記入しましょう。

審査に落ちないコツです。




審査に通る人、落ちる人、口座開設できない人の情報

次の基礎知識は具体的にどんな人が審査に通って、どんな人が落ちるのか、の話です。

FX開始する前の基礎知識5、審査に通る人はどんな人?

口座開設において審査をスムーズに通る人とはどういった人でしょうか。

それは自己資産額に余裕のある人です。

金額が高ければ高いほど有利です。

また投資の経験も重要なポイントになってきます。

さまざまな投資経験のある人は審査に通りやすい特徴があります。

投資の経験があるということは、リスクについて熟知していると判断される為です。

FX開始する前の基礎知識6、審査に落ちる人はどんな人?

ではどんな人がFXの口座開設の審査に落ちるでしょうか。

それは金融資産の保有金額です。

FX会社によっては金融資産の最低保有金額を予め明示しているところもあります。

そして年齢の低さも審査に落ちやすいです。

20才以下であると引っかかる可能性が高いですが、やむを得ないでしょう。

FX会社によっては、年齢の上限制限を設けているところもあります。

その他、職業も関係してくることもあります。

会社役員の場合、法律上の問題で審査に落ちるケースもあります。

FX開始する前の基礎知識7、口座開設に失敗する人はどんな人?

FX口座の開設をする際に審査の通る可能性があっても、自身の失態で落ちることもあります。

それは、の情報を提供した場合です。

会社員であるにもかかわらず無職と情報を提供すると、厳しい評価になり審査に通りにくくなってしまいます。

また嘘ではないものの連絡のとれないような電話番号を入力すると審査に落ちることもあります。

その他、内容に整合性がない場合です。

たとえば、金融資産の金額よりも投資準備金額が多い場合や、年収の倍もの投資可能資金が記載されている場合です。

この様な場合、真剣さがない、書類への理解がない、FXを理解していないといった判断をされて、審査に落ちる可能性が高まります。




短時間チャートか、長期スワップ利益かでの会社選び

次の基礎知識はどのようなFX会社で口座開設をするのかという話です。

FX開始する前の基礎知識8、短期トレードならどんなFX会社を選ぶ?

短期トレードには、デイトレードやスキャルピングトレードがあり、数分から数時間の取引チャートによるFXです。

その特徴は頻繁に取引を行うことです。

短時間で取引が完結するためその1回1回の取引で生じる損益は小さいです。

しかし、短時間であるため小さな利益を積み上げて大きい利益にしていくことができます。

短期トレードには、取引コストの低いスプレッド、素早い注文を実現する約定力の強いFX会社を選んで口座開設をする必要があります。

FX開始する前の基礎知識9、長期トレードならどんなFX会社を選ぶ?

長期トレードは、数日から数週間を通して利益を狙いに長くポジションを持ちます。

中長期的に価格の為替差益を狙うことが基本ですが、通貨ペアの金利差によるスワットポイントで利益を得るメリットもあります。

その為、中長期的なトレードの場合にはスワップポイントの高いFX会社を選びましょう。

短期、長期を含めて、複数の口座開設をすることもおすすめします。