基礎知識、取引初心者のFXチャートでの極意
FXはゲームと似たような感覚がありますが、どんなゲームもルールを理解していなければうまくこなすことはできません。
つまり、FXで勝つためにもその仕組を深く理解しなければなりません。
そしてFX取引におけるコストについても理解が必要です。
ここでは取引におけるコスト、そしてFX会社が収益を出す仕組みについて説明します。
しかし、もっと初歩的なFXの基礎知識について学びたいというか方はまず下記の記事を読んでみてください。
参考記事→初歩的なFXの基礎知識
目次
FX基礎知識、外国為替取引のコストは2つ
FX取引には大きく2つのコストがあります。
売買手数料とスプレッドです。
売買手数料は、取引の単位によって一定の額が定められています。
売買取引をするたびに掛かるコストなので、取引の回数に大きく関係してきます。
売買手数料はFX会社ごとに異なるので必ず比較しましょう。
そしてスプレットと合わせてコストに対する負担を良く考えましょう。
スプレッドはドル円等の通貨の為替レートの資金コスト
スプレッドとは英語で幅などを示す意味があります。
金融の世界では金利差や価格差などをスプレッドと呼ぶことが多いです。
FXにおいてのスプレッドは売値と買値の差のことを指します。
FXの為に通貨を買い、その後に売って取引を終了したときには必ずスプレッド分のコストは発生します。
為替レートに含まれているコストだと理解しましょう。
売値と買値の差が大きさでスプレッドが広い、狭いと表現します。
取引会社が多様に利益を得ることができる本当の情報
FX会社の売上は投資家のコストになりますが、実はそれだけではありません。
収益源はその他、大きく3つあります。
1つは、顧客の注文を市場に繋げず注文自体をFX会社が呑む行為になります。
つまり顧客の利益がFX会社の損となり、顧客の損がFX会社の利益となります。
2つ目は、リスクヘッジによるFX会社の行う取引から生じる利益で、カバー取引といいます。
3つ目は、マリー取引と呼ばれるもので、売りと買いの注文の相殺のことを意味します。
例えば、全く同じ条件の売りと買いの注文があった時、為替市場に繋がなくても注文を成立させることができます。
投資家にとっては市場に繋がれようがそうでなかろうが無関係ですので、FX会社にとってはマリー取引はおいしい収入源となりえます。
コストや取引会社の収益構造を知って口座開設へ進もう
FXで勝つためには仕組みを理解して、FX会社の収益なども理解することが重要です。
マリー取引、カバー取引の実態を知ることはFX会社の良し悪しを見定める重要な要素です。
FX会社自身の利益の為に投資家の損を狙う本位のFX会社は避けなければなりません。
コストによる利益管理とFX会社の収益の仕組みをしっかり理解してFX会社選びをしましょう。